マンガ
もう、しばらくすれば。2022年間。地球人類が連綿と紡いだ西暦のこよみに、一つ数字が刻まれる。傷跡のように、「2」にもう一角、「3」と。ぼくはこの事実に耐えきれない。毎年こんなことを思いながら、布団でただ横たわる。今年は特にひどくて、食事もサラ…
日本時間2022年11月29日現在。2022年2月24日(その前からうすうす予感が脳裏に走っていたが)ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、僕は今年、趣味のロックバンドDIG収集にやる気が薄れた。それは、2020年コロナ上陸当時のコロナによる世間の異常な空騒ぎの…
いま、マンガ業界は、パソコンやスマホで読める無料型プラットフォームが破竹の勢いで人気を集めている。「タコピー」を輩出したジャンププラス。「僕ヤバ」のマンガクロス。etc...弊TLでは、みながWEB作品の更新を楽しんでいる光景が当たり前になった。雑誌…
シミュレーション系SFは変わった。 かつて、シン・ゴジラが、仮面ライダークウガが、踊る大捜査線が、平成ガメラが、パトレイバーが、「リアリティ」を軸にして、現実でSFが起こったらどうなるのかをシミュレーションしていた。アメリカでいえば、ウォッチメ…
「ぼくのエリ」は観てないので、そこら辺はなんとも言えないんだけど。本作は藤本タツキ作品で頭一番揺さぶられた。すごすぎる。「信頼できない語り手」「叙述トリック」が漫画という媒体で出来るなんてすごいな。一体何が本当なのかフィクションなのか。こ…
高校以来の再読。アニメ版の内容は忘れてしまったし、ウチにテレビないから再放送見れないので原作ということで。この漫画の内容はSF宇宙モノではなくて鬱病寛解のプロセス+α。ハチマキは、読む限りでは躁うつ病の傾向が見受けられる。平常状態から、怒りに…
いやーーーー。押見修造のフィーリングはすごく合う。『惡の華』『ぼくは麻理のなか』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は全部読んで、『血の轍』『ハピネス』は途中で買うのやめちゃったけど(勿論面白い)、押見修造はやっぱり今いちばん好きと言える…
映画館で見て原作も買って、無性に読みたく・観たくなってきて、読み観した。いい感じに緊張感が張り詰めてる映画で観やすい。しかしバンドってのが青臭い!内向的な男が学園モノを描こうとすると必ず「バンドもの」になるんですよ。「スケットダンス」も「…
またも「ファイトクラブ」「マトリックス」問題。 Qアノン、ポスト・トゥルース、トランピスト、そしてオルタナ右翼たちのバイブルに成り下がってしまった、悲しきこの二作。欧米圏では、欧米人が演っているこれらの映画が、ものすごくリアルに視えるのだろ…
きょうのせいかつ 今日は部屋のレイアウトを変える作業に勤しんだ。なかなかいい感じに出来たんじゃないかと思う。テレビ買おうと思ったけど、受給額オーバーでテレビは買えなかった。まぁ実家でもほとんどテレビ観てなかったしね。映画が気安く見れなくなる…
極限に追い詰められた人間。人間が、限界まで追い詰められて「こういうしか無い、このセリフしかない」というシチュエーションがすごく好きだ。追い詰められ、原作にはなかった涙を流しながら、「どうすれば」と言うしか無い夜神月。全てのコンプレックスに…
三白眼キャラクター問題 いや、なんか嫌じゃないですか。エコヒイキしてるみたいで。まず、キャラデザの段階でキャラクターの眼を三白眼にしてしまうと、そのキャラクターには剥がれないバイアスをかけてしまうことになります。全員が三白眼の作品ならいいん…
オタク系商業ネットライター、彼らの書くセンテンスほど醜いものはない。彼らは商売で文章を描いているので、まず批評はしない。とにかく、これが危険である。「推してくれ」と依頼された流行りのコンテンツを、無条件で彼らは崇め、コンテクストの生成に一…
まず、当方 芸術館には中学の課題と、障害者手帳で一度か二度訪れたぐらいの浅学だ。という予防線を張っておきたい。一応。 さて、pixivを開いてみよう。そこにはページいっぱいに華やかなイラストのサムネイルが敷き詰められ、クリックすれば拡大サイズのイ…
どうも。真面目な記事を書きすぎて、日記でテキトーな事が言えなくなった農夫です 笑。 しかし日記とて、ショーガツだし、仕事に就くのも今月末ぐらいだし、半分眠ったような生活をしているけど、なんらかの主張をしないといけないので、ちゃんと書きますね…
「極端にデフォルメ」された作品は、ここ数年、常にコンテンツを世代交代しながら流行っている。 ちょい前に『モルカー』ブームがあって、今流行っているのは『ちいかわ』かな。『現場猫』もまだ流行ってるし、『川尻こだま』も局地的に流行っている。 「極…
今日は9時に起きるつもりが、盛大な寝坊。 教室に到着したものの、もう講座の授業はすでに終わってた。 後日、名誉返上のため次は必ず時間厳守で訪れます。と一言そえて、僕はうなだれながら帰路についていた。 工賃は最低賃金を大きく下回るものでした。 余…
今日はおよそ3000歩ぐらいしか走らなかった。9000歩走るつもりが、アタマの中にマンガのアイデアが浮かんできて、描きたくなってダッシュで帰った。 少なくとも息がゼエゼエになって、クソ寒いのに汗ダクになったから、今日は今日とて痩せるムーブが出来たこ…
善と悪が戦うハナシには、大きな主軸が必要不可欠だ。 なにせ、作中の悪の倫理観が暴走をはじめたら、「大人」で「良識的」な人間にしか止められない。 かつて宇野常寛さんは『碇シンジでは夜神月を止められない』みたいなこと書いてたけど、夜神月を止めら…