もう、しばらくすれば。2022年間。地球人類が連綿と紡いだ西暦のこよみに、一つ数字が刻まれる。傷跡のように、「2」にもう一角、「3」と。ぼくはこの事実に耐えきれない。毎年こんなことを思いながら、布団でただ横たわる。今年は特にひどくて、食事もサラ…
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