ぼくは男として産まれたし、性自認も男(ちょっと怪しいので後述するが)だ。
マチズモが好きだ。映画ファイトクラブが好きだ。映画ブラックホークダウンが好きだ。
ミリタリーが好きだし、モビルスーツが好きだ。
僕は「男の娘」になりたい。
しかし、男の娘になるには肉体への異常なまでの研鑽が必要だ。
例えば、デブなんかは己を甘やかしすぎてると思うし、女性として産まれた人は、先天的に勝ち取った女性性に甘んじているとぼくは喝破している。
さりとて、女になりたいわけじゃない。
ぼくは男として、男の娘になりたい。
繰り返すが、男の娘はある種、ストイックさの象徴であり、肉体の研鑽に甘んじることは許されないマチズモな世界だと思う。
そこが男の維持の張りどころであり、このストイックさの精神性は、イデオローグ(フガジのストレートエッジ思想みたいな)として成立する。
男の娘は社会的な権力だ。
男の娘という権益が欲しい。
可愛いからという理由で、僕以外の人間を見下して安心したい。
ネットで煽られても「でもお前ぼくより可愛くないじゃん。チー牛(こんな下品なスラングは使いたくないが)じゃん。」って返したい。
男の娘になってチヤホヤされたい。
そして僕は、性別が曖昧なキャラや人が好きである。
性の曖昧さのラインに入り込んだボーイッシュや男の娘が大好きなのだ。
ぼく自身、現実世界で、「女の子みたい」って思われたい。
これはジェンダリング的にどんな属性なのだろうか。
なかばトランスジェンダーに入り込んでいるのかもしれない。
いや、これはトランスジェンダーへの憧れだ。
これは何ジェンダーなんだろう。まぁリベラリストだが、ぼくはLGBT言葉遊びは苦手だ。
とにかく、女性ホルモンを打ちたいくらい限りなく女に近い男になりたい。
そして、とにかく僕はイジメられていた経験から、醜形恐怖症があり、よりストイックにストレートエッジに自分を追い詰めることで得られた頂点<男の娘>になりたいのだ。
男の娘ってマジで何ジェンダーなんだろう。名前がないよね。
ああ、権力が欲しい。