大草原の小さな寒村

孤独に歩め。悪をなさず。求めるところは少なく。林の中の象のように。

一人暮らし生活107日目 承認欲求と自己顕示欲は暴力である。


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FIRE


かまって欲しい心理が承認欲求。 すごいぞと自慢する心理が自己顕示欲。

それらは誰しもが抱えている脳の構造であり、とくに毎日SNSやる人間はこの2つの心理的傾向が強い。(このブログを書いてる僕にも言えることだが)。

これらは時に暴力となって他者を傷つける。

他者にある、極度の「それら」を見た時、我々は不快な気持ちになる。

人々が平等である空間(タイムライン)に「それら」は投げ込まれた石つぶてとなって、水面に波紋を浮かばせるのだ。

さらに承認欲求&自己顕示欲を持つものと、承認欲求&自己顕示欲を持つものの眼と眼が合う瞬間、人は誰しも鏡合わせの自分を見るようで、傷を負う。

さらに、無視されれば自分への暴力となって帰ってくる諸刃の剣でもある。

この諸刃の剣が乱麻を絶って、思い通りに満たされても、人の欲求は際限がないので、麻薬のような中毒になるのです。

心理的ダメージのリスクであるこの刃を、人は捨てなくてはならない。SNSから一歩身を引いている人は賢い。

それができない人はどうすればいいのか?

残酷だが、簡単な方法を提示したい。 『自分の周りの存在を蔑視』すればいいのだ。

もはやSNS上の人間は自分の存在を認めさせるに値しないくらい価値のない存在に思えばいい。

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ザ・ワールド・イズ・マイン

判りやすく言うと、1日でIDが変わる5ちゃんねるに自分が書き込んでいると思えばよい。

だが、この残酷性は、他者への善意を無下にしてしまうことだ。

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人の善意を無視するやつは一生苦しむぞカミーユ

いやーしかしアムロさんの思想は好きですね。良識的保守派筆頭キャラ。

でも保守思想が非良心的になるとこうなります。

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なるたる

まさに僕が上述した「周りの人を蔑視すればいい」ということになるんです。

じゃー。他者への善意を無下にしないアムロ的保守思考で、この現実にどう折り合いをつける?

ここで僕は更に2つ提案します。

『他人の承認よりもっと快楽なものを見つける』

これは、村上龍的思想そのまんまです。
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もうひとつは『忘却する』

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これはボルヘスっぽい考え方です。ボルヘスは失明していくんですが、そのことを「黄昏」と言っています。

あと、この砂の本の表題作のように、危険なものはキッパリ捨てて忘却すべきですね。




SNSとは危険なもの。自爆、誘爆、ご用心。