大草原の小さな寒村

孤独に歩め。悪をなさず。求めるところは少なく。林の中の象のように。

神童、『Cotton Candy』というガールズバンド現る

いつの間にかCoton Candyが初アルバムを出していることに気づいた

かねてより評判が高かったバンドの初アルバムと初MVだ。
平均年齢18歳。これはもう、令和のSUPERCARと同列に扱っていい神童たちなんじゃないか?

歌詞の「あなた/わたし」の使い分けで描かれる2人の男女の描写がものすごいリアリティを演出している。
このリアリティは18歳で書ける詞ではない。
そして感情爆発なあのシャウトが耳からはなれないほどだ。
ラストトラックの『milk』の曲作りも素晴らしすぎる。完璧にセルフプロデュースされてる。
なんかこれもう一言で表すと、「リアル放課後ティータイムやんけ!!」以外の語彙が見つからない。

超若手というと、出てきたばかりのリーガルリリーも想起させられる。
そして、この年の前後に台頭してきた、ほぼ同期の平均年齢18歳バンドでは、ほかにも「ヤングスキニー」が挙げられる。
ポストシティポップを遂げた今のインディーロックシーン、新しい感性を持っているカッコイイバンドが続々と集まっているのだ。