大草原の小さな寒村

孤独に歩め。悪をなさず。求めるところは少なく。林の中の象のように。

一人暮らし生活89日目 やはりガンダムユニコーンは、「21世紀の現代アニメ」の文脈において絶対に必要な存在。

ガンダムで一番好きな作品と聴かれたら、ぼくならまず0080を挙げる。

0080は完璧すぎる作品だ。これは洋画レベルの作品だから、この文脈では掘り下げない。

次点でF91か、ガンダムUCになるだろう。

さて、アニメ版ガンダムUCが十数年前からメディア展開されて、まだUCは展開され続けるだろうが、本作は現代のデジタルアニメーション時代を観る者たちに必要な「道標」だと、僕はガンダムUCをそう定義づけています。

なぜかと言うと、やはり「人殺しの応酬」、戦争を語れるアニメは、(コードギアスPSYCHO-PASSも同様だが、それはまた別)やっぱり『ガンダムUC』において他にないと思うんですよ。

僕は最近、平成の凶悪殺人事件ばかり調べてます。

背筋の凍る人殺しの現場。死の応酬。欲望から生まれる狂気。

血みどろの現場が、社会のどこかに潜んでいる。いまも何処かで起こっているかもしれない。

それはさながら戦争のようだ。

そのような修羅場と対峙するには、ニュータイプ>、心を感じる心が必要なのだ。
ガンダムUCなる作品が、若い世代の道標としてあって然るべきである。

深夜アニメをボーっと眺めてる、最底辺な(ぼくのような)若者にも、ふと観たくなる、「心」の在り処を確かめたくなる作品。

この作品にある「善意」を理解すれば、僕たちは狡猾で残忍な修羅場にも立ち向かえる。

そんなマスターピースだと思います。機動戦士ガンダムUCは。